相場所感

不定期

2020/6/1

 見方を真反対にすることにした。  今日の日経は250円までスムーズに上がり、後場のダレも少しあるものの180円高で引けた。予想通り金融や鉄鋼は下がったが、全体としては動きが強い。特にファーストリテやソフトバンクなど値嵩株が上昇トレンドをとっているせいで日経全体がかなり騰勢を見せている。自動車も材料出尽くしで経済の回復局面の上昇トレンドが見られる。出来高も十分高い。  ここ最近の動きで面白いのが、日本株が米国の動きとは必ずしも連動していないことだ。特に為替。米国の神経質な問題はあまり世界の懸念にはなっていないように思う。一方でコロナの終息という観点が強く株価に反映されている。小売り、通信の回復がいい証拠だ。この局面で人々の楽観視が続くなら騰勢はもう少し維持するはずだ。  高値での試し買いをしたが22000円まで上がってくれれば安心できる。